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安藤雅信さんでパスタ [器]

先日ご紹介したわが城(By アケミさん)。
ここには、ちょっとした問題点があるのです。

それは。
IHコンロが1つしかない事!!

「事務所なんだから、全くもって問題じゃないでしょ?」
と、弟にあっさり却下されようが、私には悲しいコンロ。
炎が見えないと、お料理気分が盛り上がらないのは、
アナログ人間だからでしょうか・・・?

そんなこんなで、
今日のランチは、パスタ。
鶏肉と枝豆の、豆乳トマトソースです。

お皿は安藤雅信さんのデルフト。
我ながら、色合わせにうっとり・・・。

事務所があるのは、日本橋。
周りには美味しいお店がたくさんあるようですが
PCやら本やら、お届けモノがわんさかやってくるので
しばらくはおとなしく事務所でゴハンです。
 


日本酒で夕涼み [器]

今夜は小雨がおりてきたお陰でしょうか、
我が家の窓からは涼しい風が・・・。

仕事の途中ですが、弟とちょっと一杯。

今宵のお供は、日本酒。
 

以前お世話になった米鶴酒造さんの、「米の力」。
さっぱりとしていて、夏の休憩にはぴったりです。

荒川尚也さんのピッチャー(片口かな)は、
お酒が入ると、さらに瑞々しい表情に。
まるで、器に吹き込まれた気泡にまで
水分がしみこんでいく様な感覚なんです。

今夜の片口とは、日本の土や水で
出来たものとの方が、しっくりくるような・・・?

気泡に見とれているうちに、
気付けば最後の一杯。

虫の声に「乾杯」をして、さてもう1つの日常へ。


シャンパングラス & ガラスのオードブル展 @ 萬器 [器]

今夜は夜風が涼しく感じられますね。
みなさま、お元気ですか?

私は連日、外を歩き回っていたせいか
夏ばてしてしまったようです・・・。
元々基礎体力がないのが、大きな要因?

さて、以前お話した萬器さんでの
夏のガラス企画第2弾(勝手に命名)が
16日から始まりました☆

 

今回は、「高橋禎彦さんのシャンパングラスと
生島明水さんのガラスのオードブル皿」です。

我が家で最も愛されているワイングラス、
それは、高橋さんの赤ワイングラス。
そのグラスで頂くワインは、”香りが花開く”、
といった感じ・・・。

シャンパングラスは、より遊び心が前面に出た形。
スパークリングワインを日常的に楽しんでいるという方が
いらしたら、是非セカンド&サードグラスに
取り入れて欲しい作品です。

こちらの展覧会、8月29日まで開催されます。
スタイリッシュなものが多そうなので、
若い世代にもググッときちゃいそうですね!

<おまけ>
高橋さんのグラスでワインを頂こうかと思ったのですが
どうにもこうにも体調が芳しくないので、断念。

大人しく、お蕎麦を辻和美さんの器で・・・。
  
へぎそば、トマトスープかけ。

来年に向けて、今から体力つけなくちゃ。
ああ、「備えあれば憂いなし」。」

・・・あれ?
・・・用法違う?

「転ばぬ先の杖」?
「足下の明るい中」?
「喉もと過ぎれば熱さを忘れる」?

やれやれ。
もう寝る事にします。

皆様も、ご自愛くださいませ。


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ガラスのピッチャー [器]

毎日、暑いですね

天気予報を見ていたら、真夏日のさらに上、
「猛暑日」という設定が出来ていて、納得・・・。
(・・・気付くの、遅い?!)

さて。
こんな夏に欠かせないのは、冷たい飲み物。
しかも、たっぷり欲しい!!

そんな欲望に応えてくれる、質実剛健な
我が家の器たちをご紹介。

ガラスのピッチャーです。

同じガラスというもので出来ているのに、
それぞれが全く異なる風合いを持っていて
素敵なものを見る度に、欲しくなってしまう。

飲み物に合わせて選んだり、反対に、
形に合わせて中身を選んだり・・・。

でも、これだけは譲れない。
「キレ」。

飲み物を注いで持ち上げた時に、
雫が外側を伝わったりしないか・・・。
水切れの良さだけは、たとえ一目ぼれでも
必ずお店の方に確認しますよ。

2人以上で飲む時は、ピッチャーに入れておくと
一々話の途中で席を外さなくてOKで、すごく便利。
飲み物が目の前にあれば、友人も「おかわり、いい?」って
言い出しやすいし♪

親しい友人や家族と過ごす夏の午後に
ピッチャーは欠かせません。

今日も大活躍だった、ピッチャーたち。

庭の木陰で、冷たいお茶。
アイスティーと、レモンをつけたシロップも
大小のピッチャーに入れて一緒に。

レモンは知人の庭で収穫された、無農薬。
皮ごとつけても大丈夫なんです☆

今日はお日様の光を浴びていた、ピッチャー。
もちろん、月の光とも仲良し。
日本酒やワインを、ピッチャーや片口で
ゆっくり楽しみたいな。

あー、早く仕事終わらそうっと(笑)


グラス展 @ うつわ萬器 [器]

ようやく梅雨が明けたと思ったら・・・
台風が九州・四国・中国地方にきています。
避難されている方もいらっしゃるとの事…。
稲穂の刈り入れ等、農作物も心配ですね。
被害が少ないよう、お祈りしています。


そして、関東。
毎日暑いですね~!!

暑さにくらくらしながら、郵便受けを開けたら
うつわ萬器」さんから母の元にフライヤーが♪

   

 なんとも潔い、このコピー。
家族一同一致の上、冷蔵庫に貼られました。
(でも、父は水じゃないものを飲んでます。
 ぐびぐびと・・・。)

8/1から8/14(火)まで、千葉県柏市の
「うつわ萬器」にて開催されています。

今回参加される作家さんは
荒川尚也さん・安土忠久さん・川上智美さん・
横山秀樹さんの、4名。

この展覧会のために用意されたかのような
この暑さ!! さすがです、久保田さん!!
早く、見に行きたいな~。

川上さんの絵本のようなグラスも好きだけど
こうも暑いと安土さんのグラスに心奪われます。
まるで「ゴブレット」と呼びたくなるような、
安土さんのグラス。

ヨーロッパで古くから愛用されてきたかのような
街角のイタリアンでお水が並々と入っていそうな
なんとも味わい深い色。

お水をぐびぐび飲んだら、素敵。

もし…「公園の側にカフェを出したいな」と
考えている方がいらしたら、ぜひぜひ
安土さんのグラスをおいて欲しい。

緑がうつるゴブレット。

いいでしょう?

さて、早く見に行きたいなと母娘で
思っているのですが・・・。

 
     ↑我が家のガラス達(…の一部)。

しかも、16日からは萬器さんでシャンパングラス展
という噂が・・・。なんとも危険な誘惑です。

うーむ、うーむ。

・・・新入りたちは、
どこに入れりゃ、いいんでしょうね!?


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小川博久さんの器 [器]

小川博久さんの器。

この、品の良さ。



この、心地よさ。

そうたやすく、真似できるものでは、ありません。


小川博久さんは、瀬戸窯業職業訓練校を修了後、
水野半次郎氏に師事され、その後独立。
栃木県茂木町に「風窯」を構えていらっしゃいます。

日本陶芸展での優秀作品賞・文部大臣賞をはじめ、
数々の賞を受賞されている、作家さんです。
作品は、黄瀬戸や灰釉、そして織部など。

私は、小川さんの織部がとても好き。
食事の際に、ついつい小川さんの織部ばかり
使ってしまいます(笑)

 
↑今日の1人ランチ。美しい緑でしょう?

 
↑どちらも小川さん。     ↑薄緑の高台付のお皿が。

お料理が入ると、さらに器の良さが引き立ちますね。

そうそう、小川さんの器でお客様にお茶をお出しすると、
とても喜ばれるんですよ。
品がありつつ、緊張感を与えすぎない。

何と言うのでしょう。
「出すぎず、控えすぎず。」
大和撫子のような、器です。

 来賓用に1つ、お茶碗から、いかがでしょう?


角りわ子さんの個展 [器]

銀座の福原画廊で行なわれていた、
角りわ子さんの個展に行ってきました。

「くのや」さんで大女将の貫禄に惚れ惚れしていたら、
「角さんが個展会場にいらっしゃるんだけど、行く?」
と、友人から嬉しいお誘い。

友人は以前行った個展で角さんに人生相談して以来、
お手紙をやり取りする仲なんだそうで・・・。
すごいぞ、M(笑)

Mさんに案内されて画廊の扉を開けると、
いらっしゃいました!! 本物の角さん!!

たくさんの方がいらしたので、簡単にご挨拶して
作品をゆっくり拝見させてもらいました。

会場をまず見回すと、
大、中、小の鉢がたくさん。

黄土色の地に、流れ星のような緑・深緑・青の線が
入れられた鉢が目を惹きますね。
サラダとか、トマトスープとかに、良さそう。

自宅にないタイプの器だし、いいかなと思ったけれど
私の今回の運命ではないらしいので、次へ・・・。

壁にぐるっと飾られた陶板の作品。

ネイティブアメリカンや、アンデス、アボリジニー、
そういった民族を思い出させるような色と模様。
あらあら、いい感じ。

でも、我が家の雰囲気には合わないので
これまた、次へ・・・。

・・・ん? んん?  うんうん!!
いいのが、いましたよ~。

黒釉の平た~いお皿にチェックの紋様が
半分だけ入れられたお皿に、もう目が釘付け!!

「これ、欲しい!!」と思ったけど、
なんと売約済み・・・。

平たくて四角いお皿は、実は凄く優秀な器。
てんぷら、お造り、ローストしたお肉・・・。
それから、サラダだって美しく盛れちゃうんです!!
(ドレッシングは各自かけるから、こぼれる心配なし。)

「オーダーできるよ?」と、友人に囁かれたけど
お値段が微妙に高かった事と、器の向こうに
師匠の顔が浮かんできた事もあり、次へ・・・。

今回はいっかな~、とぶらぶらしていたら
かなり隅っこに押しやられていた、この子達に、
出会っちゃいました(笑)

 

黒釉の豆皿と、白釉の豆片口。
重ねて一緒に使っても、かわいいでしょ?

もちろん、別々でも。

「この片口、冷やし中華の時、それぞれの好みの
 タレを入れて出しても良さそうね~。」と、母。

確かに、ごまダレ派と、しょうゆダレ派に分かれるもんね。
いいかも、いいかも。

でも、これ1セットしか購入してないんだけどね(笑)

さてさて、個展に戻りまして・・・
ぐるっと一回りしたところで、角さんとお仲間達との輪に
入れてもらって、お茶を頂いてきました。

いやはや。。。
角さん、とても素敵な方でした。
”さっぱり、気配り、頭良し”、です。

お客様にも、すごく気さくに話しかけていて
まるで角さんのご自宅にいるかのような雰囲気。
でもって、押し付けがましくない距離感。

ブラボーです!!

個展にいらしていた方々も、作曲家の方や
竹人形作家さん、編集者さんにライターの方など
知的で、かつ、アートな香りのする方ばかり・・・。

人見知りな私。 (←あんまりわかってもらえない。)
かな~り、緊張(笑)

でも、気さくな皆さんのお陰で、
ドキドキ&ワクワクな午後でした♪

いつも色んな所に連れ出してくれるMさん。
Thanks a lot !!


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浅井純介さんの器 [器]

本棚を整理していたら、懐かしい本がたくさん出てきて
思わず読みふけってしまいました。

その中にあった一冊、「老人と海」。
ぱらぱらとページを捲っていたら
急に思い出したお皿が・・・。

それは、浅井純介さんの2枚のお皿。

最近ご無沙汰していたので、
器達に謝りつつ、食卓へ!!
季節外れ?の苺を盛り付けて。

ちなみに、黒と銀彩を重ねて、その上に
赤などの鮮やかな色味を持ってくる。
これは、母のお気に入りの組み合わせ方です。

ちょっとインパクトの強い、黒いお皿と、銀彩のお皿。
食卓の上でも、存在感バッチリなんです。

浅井純介さんは、千葉県の千倉町に「海山窯」を構えて
創作活動を行なっていらっしゃる作家さん。
織部や黒釉、銀彩、そして粉引きと、
作品の幅がとても広い方です。

そんな浅井さんの作品。
「海」を感じませんか?

ビーチという風情ではなく、海洋というか・・・。
船が波を切り開き進むさま、しっかりと結ばれたロープ、
ふと眺めてしまった黒い黒い夜の海。

静かでありながら穏やかではないような。
美しいけれども何かが隠されているような。

上手く言えないのですが、この器を見るたびに
「どんな表現が”正しい”?」、と心がざわめく感じ。
”正しい”表現なんて、きっと求めていないだろうけど
つい考え込んでしまう私です。

「うーん、素敵な器よね!!」と、素直に微笑む母の強さが
心から羨ましい、今夜。


青いコーヒーカップ [器]

今日は自宅で書類作成日・・・。

行き詰った所で、弟とちょっと休憩しました。

(いつも休憩中みたいですが・・・笑)

頂き物のさくらんぼ。
コーヒーを淹れてる間に、弟が我先に食べていて、
振り向いた時には、すでに4粒。

なんか、君の前にある種の方が多いんですけど?

仕方なく、これまた頂き物の巨峰、登場。
こちらは弟がコーヒーカップを出している間に
私がつまみ食い。

そんなこんなの、上の写真です。

青いコーヒーカップは、両親が結婚した際に
中山律子さん(美しいプロボーラー。)から
6客揃いで、頂いた物だそうです。

(…残念ながら、これらを焼いてくださった
作家さんのお名前が、両親共に、忘却の彼方。)

グラデーションがとてもキレイで、
エスプレッソが似合いそうな青です。
暖炉の光に照らされたら、もっと素敵かも。

一つ一つ、青の濃さが異なっており、
どの色味を手にするかで、その人の好みが
わかったりしておもしろかったりもします。

お客様でいらした際、もしこれが出てきたら、
どれを選ぶのか凝視する私に、ご注意を・・・。


角掛政志さんのポット [器]

今日は良いお天気でしたね。

暑かったので、そば茶を冷たくして頂きました。

とは言っても、水出しする暇がなかったので
ポットにガラガラと氷を入れて・・・。
はい、邪道です(笑)

選んだのは、角掛政志さんのポット。

選んだ理由は、茶筒の中の蕎麦の実を見ていたら
このポットの土模様を思い出したから。

表面の感じや、コロンとしたフォルム、
まっ平らな蓋に、ラッパ口・・・。
キュートな要素を、ぎゅむぎゅむ詰め込んだ感じが、
なんとも良いではありませんか!!

本日一緒に日向ぼっこしながら、
”ポットさん”って、命名しました。

・・・まぁ、そのまんまなんですけど。

角掛さんは、常滑市陶芸研究所のご出身で、
現在も岩手県常滑市で作陶されています。

器の表面には、水玉のような土模様があり、
若い人にも、とても人気の作家さんです。
(というか、私の友人達に人気です・・・笑)

そうそう、このポットの蓋を、私は豆皿代わりに
砂糖菓子を載せたりしているんですよ。
小さな、小さな、「神父さんの帽子」です。

夏になると、冷たい飲み物を入れた、
マイグラスならぬ、マイポットが登場するマイデスク。
”ポットさん”も、きっとフル稼働。

でも、なるべく氷を入れて飲まないようにしなくちゃ。
むくむんですよね。
冷え性にもなるしね。
外だとみっともないしね。

でも、美味しいんですよね~。
今も目の前の、良い感じにグラスの中で
溶けている氷達と、見詰め合う私です・・・。


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